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アスベスト処理溶剤(アスレス)

自社開発

新事業開拓として、当社では自社製品の開発を行っております。

その一つとして、アスベスト無害化処理溶剤「アスレス」を開発しました。

当社で自動溶剤装置にて製造しております

  • 処理時間が短く、工期の短縮
  • 大気飛散中のアスベスト処理
  • 環境・人体への影響なし(MSDS取得済み)
  • コスト削減 特許取得済み

 

アスレスの性能

アスベストの有害部位である針状結晶を粒状化する事で、非結晶化され、針状結晶の有害性を取除きます。
また、溶剤の効果は恒久的です。

 
アスレスの製造を自動で行うための設備も、当社で設計製作しました。
純水の精製を含め、一台で全ての工程を行います。

動画は実際に溶剤(アスレス)を噴霧している様子です。

従来の方法との比較

  特徴 コスト
アスレス
  • 針状結晶がなくなり、一般廃棄物として、又はコンクリート増量剤や骨材として運用可能。
  • 薬液は人体に無害。
  • 既存の建築物及び埋立された産廃も、処理可能。
従来の封じ込め処理代に対して1/3の費用
溶鉱炉処理
(1500°以上)
  • 1500度以上の高温にて処理。
  • 溶解中に浮遊し空中に放出されるおそれがある。
溶鉱炉設備等で膨大な費用が掛かる
封じ込め処理
  • 松脂・シリコンによる封じ込め。暫定的な処理の為、解体はできない。
  • 現状一般的な方法
一般的に㎡あたり35,000円~55,000円
埋立処理
  • 土中に埋めると土地の再利用ができない。
  • 埋める場所がない。
 
強酸処理
  • 危険
設備に膨大な費用がかかる

アスレスでの処理方法

薬液を噴霧または浸漬する事で、アスベストの針状結晶が非繊維化されなくなります。
薬液に毒性や危険性が無い為、第一工程で処理すればアスベストを安全に処理でき、解体時 処理コストを抑える事が出来ます。
次に、アスベスト効果(断熱性や耐熱性など)そのままで、無害化する事が出来ます。
また、処理費用についても従来、暫定的な封じ込めや溶鉱炉による溶融に比べ低コストを実現でき、一般産業廃棄物扱いとなってしまいますで、コンクリートやテトラポット等増量剤や骨材としてもリサイクル可能です。

 
 

アスレスの原理

アスベストは天然に産する蛇紋岩系及び角閃石系の鉱物繊維であり、種類は以下の通り。

クリソタイル Mg6Si4O10(OH)8
クロシドライト Na(Fe、Mg)3Fe2Si8O22(OH、F)2
アモサイト (Fe、Mg)7Si8O22(OH)2
アンソフィライト (MG、Fe)7Si8O22(OH)2
トレモライト Ca(Mg、Fe)6Si8O22(OH)2
アクチノライト Ca2(Mg、Fe)6Si8O22(OH)2

依って、アスベストの主成分はケイ酸マグネシウムであり、科学的にケイ酸とマグネシウムの結合を切断することが出来れば非繊維化され無害化することが出来る。

クリソタイル(白石綿)の無害例

クリソタイル:4Mg(OH)22MgO4SiO2はMgOとSiO2の共晶により繊維状針状結晶物を形成している。 これにリン酸を作用させると次の反応によりマグネシウムの酸化物及び水酸化化合物が反応しケイ酸との共晶が解消される。

反応式

3Mg(OH)2 + 2H3PO4 → Mg3(PO4)2 + 6H2O 3MgO + 2H3PO4 → Mg3(PO4)2 + 3H2O

アモサイト(茶石綿)の無害例

アモサイト:6FeOFe(OH)28SiO2あるいは6MgOMg(OH)28SiO2の共晶であることからクリソタイルと同様に反応し、鉄の化物及び水酸化物は酸化材により酸化した後、リン酸と反応する。これによりケイ酸との共晶が解消される。

反応式

2FeO + 2・OH → Fe2O3 + H2O 2Fe(OH)2 + 2・OH → Fe2O3 + 3H2O Fe2O3 + 2H3PO4 → 2FePO4 + 3H2O

 
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